アメリカの重力波観測所「LIGO」が2度目の「重力波」の観測に成功したと発表。

今年の2月にも初となる重力波の観測に成功しています。

重力波とは、時空の歪みが光速で移動する現象です。

あらゆる物体は時空に歪みを生じさせますが、

現時点では超大質量の天体活動に限られています。

その重力波の存在は100年前にアインシュタインも予言していました。

今回の重力波は14億光年離れたブラックホールの合体から発生したもので、

2つのブラックホールは合体する前に、お互いの周りを27回周回。

それぞれのブラックホールは太陽の8倍と14倍の質量で、

合体により21倍の質量の天体へ。

そして、残りの質量が重力波として放射されたのだとか。

現在観測できる領域だけでもブラックホール同士の衝突は

15分に1回も起きているそうですよ。